予防歯科
なった後の治療より、なる前の予防に力を入れよう。
さわい歯科医院でご案内できる「予防歯科」の内容を一部ご紹介します。
ブラッシング指導を始め、「フッ素」でのむし歯予防も行っています。
歯科専用のキシリトールガムやタブレットなど、様々な口腔ケアグッズもご用意しておりますので、詳しくは来院時にお気軽にご相談ください。
予防歯科・小児歯科
現代の食生活は軟らかく、しかも砂糖を多く使った甘い物が多くなり、歯磨きだけでむし歯を予防することが難しい時代になってしまいました。
このような食生活習慣において、むし歯を予防するには、歯自体の抵抗力をつけることが必要になり、それには「フッ素」が最も有効なのです。
フッ素とは
- 1. 歯の表面を酸に溶けにくくし、強い歯に変えていきます。
- 2. 酸に侵されて、むし歯になりかかった部分を修復します。
- 3. むし歯菌が酸を作り、歯を溶かそうとする働きを弱めます。
フッ素をじょうずに活用しよう!~フッ素のサポーターたち~
- 1. フッ素入り歯みがき剤
- 2. フッ素洗口(ぶくぶくうがい)
- 3. フッ素塗布
- 4. フロリデーション
歯医者さんで歯にフッ素をぬってもらおう!(フッ素塗布)
フッ素塗布って?
むし歯にかかりやすい人を対象に、フッ素(フッ化物ゲル)を1分間塗る簡単な方法です。
子どもの負担も少なくてすみます。年に数回、歯医者さんで塗ってもらおう。
※ フッ素塗布は専門家の強力が必要です。
フッ素洗口は簡単で安全なむし歯予防方法です。
フッ素洗口には低濃度(0.01~0.05%)のフッ素洗口液を毎日使用する方法と、やや濃度を上げた(0.09%)フッ素洗口液を週一回使用する方法があります。洗口後、口に残るフッ素の量は、私たちが毎日の食事から摂っているフッ素の約1/10の量で、体に影響はありません。
また、洗口液はお茶や紅茶の中に含まれている自然のフッ素イオンと同じなので全く心配ありません。
むし歯になる前にフッ素入りシーラントで奥歯のミゾ、ふさいで!
シーラントって?
むし歯になりやすい奥歯のミゾを、フッ素入りの合成樹脂材でシールして、むし歯を予防する方法です。
ミゾを酸処理してからシールするので、歯を削らずにすみます。
奥歯のミゾは、とってもむし歯になりやすいです。だから、フッ素入りシーラントで予防しましょう!
唾液検査
唾液検査によって、あなたの本当のむし歯の原因がわかります。
むし歯の原因は主に3つ
- ♢ あなたのむし歯菌の数
- ♢ あなたの歯を守る力
- ♢ あなたの食事の習慣
朝日新聞で紹介されました。
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始めに
検査は簡単・短時間、もちろん痛くありません。
イスにリラックスして腰掛けた状態で、味のついていないガムを噛みながら、静かに唾液を出します。(5分間)
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検査1
あなたの唾液の量はどれくらい?
唾液が多く出るほど・・・
- 1. 口の中の食べ物を早く洗い流します。
- 2. 歯の質を強くします。
- 3. 抗菌作用がはたらきます。
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検査2
あなたの唾液の中和力はどれくらい?
食後の歯が溶けやすい環境から、どれくらい早く通常の状態に戻るのかがわかります。
(検査用紙が5分後に何色になっているか調べます)
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検査3
あなたのむし歯菌の数はどれくらい?
唾液からむし歯菌を検出し、どんな菌が多いのか調べます。
(検査棒を舌にあてます)
キシリトールはむし歯予防に最適です。
キシリトールってなぁに?
キシリトールは、白樺や樫などの樹木を使ってできた、
むし歯の原因になる酸をつくらない天然素材の甘味料です。
むし歯ができるまで
食物を採ると、歯の表面や隙間に残った糖をむし歯菌が摂取し、酸を作ります。
むし歯の排出した酸によって、歯の表面のエナメル質が溶かされ、むし歯になります。
キシリトールのはたらき
むし歯菌がキシリトールを食べても、発酵できないので酸を作れません。そのうちむし歯菌も弱ってきます。歯も嬉しい!
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